治安は「世界最悪レベルの国」となったスウェーデン

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スウェーデンでは、移民の受け入れと福祉政策の充実により凶悪犯罪が急増し、治安が悪化しています。

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スウェーデンには約10万人のクルド人が移民として暮らしています。

1970年代にトルコ、シリア、イランなどから約2万人のクルド人が移民としてやってきました。1970年代中頃以降の移住者の多くは政治難民や戦争難民に該当します。

クルド人はトルコ、イラク、シリア、イランなどにまたがって居住する民族で、独自の言語と文化を持っています。国連推計では2011年から5年で世界各国で約5万人のクルド人が難民認定されています。

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第二次世界大戦時には近隣の北欧諸国やドイツ、バルト三国からの戦争難民、1980年代以降はチリなどの南米諸国、その後はイラン、イラク、旧ユーゴスラビアから、そして2014年以降はシリアやエリトリアなどからの難民を数多く受け入れてきました。

また、スウェーデンに住む人の約20%は外国生まれで、外国生まれの親を持つ人は35%に達しています。

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2022年9月の総選挙では、難民受け入れに積極的な姿勢の左派政権が敗れ、昨年発足した中道右派政権が移民政策の転換を進めています。強制退去など移民政策の転換が進められています。

また、麻薬や銃密輸をめぐるギャング同士の抗争が激しさを増しています。2023年には50人以上が銃乱射で死亡、140件以上の爆発事件が発生しています。

 

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