
トランプとイーロンの公開対立、米国内で「民主党をハメるプロレス」との憶測広がる - エプスタインリスト公開が現実味?
米国のドナルド・トランプ大統領とイーロン・マスクCEOの公開対立が話題を独占しています。両者は先週、トランプの「One Big Beautiful Bill」に対するマスクの批判をきっかけに、ソーシャルメディア上で激しい非難を交わしました。この騒動は、トランプがマスクの政府契約解除を脅す一方、マスクがトランプをジェフリー・エプスタイン関連ファイルに含まれると主張するまでにエスカレートしました。
トランプ:「非常に失望している。素晴らしい関係だったが、これからはわからない」
イーロン:「私がいなければ大統領選は負けていた。恩知らず」
テスラ株:▲14.2% 一晩で時価総額が18兆円くらい失われた。
トランプ:「非常に失望している。素晴らしい関係だったが、これからはわからない」
イーロン:「私がいなければ大統領選は負けていた。恩知らず」
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— メガバンク太郎 (@megabank_tarou) June 5, 2025
トランプとイーロンの喧嘩を1枚の絵にまとめました pic.twitter.com/jINB60dGxd
— 毛根女子 (@moukon_genius) June 5, 2025
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しかし、米国内の一部でこの対立は「計画的なプロレス」との見方が浮上しています。Xなどの投稿では、「トランプとマスクが民主党を陥れるため意図的に対立を演出し、エプスタインリストの公開を迫る策略では?」との声が広がっています。エプスタインリストは、亡くなった性犯罪者ジェフリー・エプスタインの顧客や関係者を名指しする機密文書とされ、トランプ政権下で段階的な公開が進められていますが、完全公開には至っていません。
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この憶測を後押しするように、6月5日、マスクが「トランプがエプスタインファイルに含まれるため公開が遅れている」とXで発言した後、民主党議員の一部がリスト全公開を求める声を出しています。ニューヨーク州選出のダン・ゴールドマン議員は「トランプを保護するため文書が隠されている疑いがある」と主張し、司法省に圧力をかけています。一方、ホワイトハウスはマスクの主張を「根拠のないもの」と一蹴し、トランプ政権は公開プロセスを続けるとしています。
トランプvsイーロンによる非難の応酬がニュースになっていますが、アメリカでは民主党をハメるためのプロレスと囁かれており、これによりエプスタインリストの公開が現実になるかも知れませんね。 pic.twitter.com/7QHzJK6QFg
— Poppin Coco (@PoppinCoco) June 6, 2025
背景には、トランプが選挙公約でエプスタインリストの公開を約束していたことや、マスクが過去に「民主党の大物がリストを恐れている」と発言していたことが影響している可能性があります。現在の公開済み文書にはトランプの名前が飛行ログに含まれるものの、犯罪関与を示す証拠は見つかっていません。専門家は「この対立が政治的策略か本物の確執かは不明だが、注目を集める効果は確かだ」と分析しています。
米国民の間では、トランプ支持層の一部が「マスクの策略で民主党が追い詰められる」と期待する一方、懐疑的な声も根強く、真相解明を求める声が高まっています。次回の文書公開が予定される中、この対立がエプスタインリストの完全公開に結びつくのか、引き続き注目されます。
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しかし、喧嘩はイタズラでした・・・
「イーロンとトランプは、史上最も面白いことをするチャンスがある 😂」
喧嘩は素敵なイタズラでした😋 https://t.co/3iPFc20uVL pic.twitter.com/nSzxQVX1ZC
— aki🌼 (@aki79486036) June 6, 2025
トランプ大統領も同日、Truth Socialで「イーロンと一緒に国民を楽しませただけだ。最高のパフォーマンスだった!」と応じ、対立が演出だったことを認めました。この「イタズラ」は、民主党を巡る政治的議論やエプスタインリストの公開をめぐる注目を意図的に引きつける狙いがあったとみられ、X上では「天才的なマーケティング」「政治プロレスだ」との声が飛び交っています。
ホワイトハウスは「大統領のユーモアの一環」とコメントし、深刻な対立ではなかったことを強調。一方、民主党側は「国民を混乱させた責任を問うべき」と反発しています。専門家は「この演出がエプスタインリスト公開の圧力に影響を与えた可能性はあるが、効果は限定的」と分析。米国民の間では、驚きと笑いとともに、次なる「サプライズ」に注目が集まっています。