ウクライナ国防省、注目の柴犬兵士「NAFO」の雑コラに感謝を表明?

 

1 きつねうどん ★ :2022/09/03(土) 07:44:32.38ID:CAP_USER


(出典 bunshun.ismcdn.jp)

現在進行中のウクライナにおける戦争にて、柴犬が存在感を示しつつある。

この記事を執筆する間にも、Twitterでは次々に“柴犬化”するアカウントが現れた。ついにはウクライナのオレクシー・レズニコウ国防大臣のTwitterアイコンも柴犬化している。

一体何が起こっているのか。


(出典 bunshun.ismcdn.jp)

オレクシー・レズニコウ国防大臣のTwitter画面(8/31現在)

ネットで影響力の強い動物といえばネコだが、この10年ほどで柴犬もネコに迫る「特別な地位にある動物」のポジションを確保しつつある。

日本だけでなく、海外でも同様の傾向が見られる。日本原産の柴犬は海外ではメジャーな犬種とは言いがたいが、それでもネット上で特別な地位を占めている。単に人気があるというだけではない。ネット上で模倣され伝達されていくことで影響力を得る情報、ミームとして柴犬は大きな存在感を示している。

インターネット・ミームとして広がった柴犬「Doge」をモチーフにした暗号通貨、Dogecoinは、ミームに敏感なテスラ・モーター創業者のイーロン・マスクが大量に保有、推奨したことで注目を集めた。また、Dogeの発端となった飼い犬の写真をアップロードした日本人女性は、後に写真をNFTオークションに出品し、当時のレートで約4億7000万円で落札されるなど、ネット空間を超えた柴犬の影響力の強さを窺い知ることができる。

ウクライナ国防省が「柴犬兵士」に感謝を表明
8月28日、ウクライナ国防省のTwitterアカウントが、アメリカが供与した高機動ロケット砲システムHIMARSの射撃写真に柴犬の低クオリティなコラージュ(雑コラ)を合成した画像を投稿し、ウクライナを支援するパートナーに対して謝意を表明した。

ウクライナ国防省が名前をあげて謝意を表明した組織の中には、NAFOという聞き慣れない組織が存在する。NAFOはもちろんNATO(北大西洋条約機構)のパロディで、北大西洋Fella機構の略だ。Fellaとは男性を意味するくだけた表現だが、兵士に扮した柴犬たちがFellasと呼ばれたことから、柴犬の兵士たちによるグループと解することができるだろう。

偽情報にクソコラで対抗するNAFO
そもそもNAFOとは何なのか? NAFOとはTwitter上の親ウクライナユーザーによる勝手連的な存在であり、ロシアのプロパガンダやトロール(嫌がらせ)に対抗するため、ロシアの侵攻開始後の5月頃に成立したと考えられている。

NAFOはこれまたインターネット・ミームとなった聖ジャベリン関連グッズの通販サイトでFellaグッズを販売しており、ウクライナでジョージア人を中核として活動する外国人部隊「ジョージア軍団」の資金調達も行っている。

では、具体的にロシアによる情報工作に対して、NAFOはどのように対抗しているのだろうか。柴犬コラを含め、ネット上のくだらない、クオリティの低い投稿はshitpost(クソ投稿)に分類される。貴方が日々、SNSで見かけるどうしようもない投稿、Twitterで言うとクソツイートだ。無価値にしか見えないクソな投稿。だが、無価値なことに意味がある。

政府などの組織によるネット工作には意図がある。ロシアの軍事思想に詳しい小泉悠東京大学先端科学技術研究センター専任講師によれば、ロシアの情報戦とは「人々の意識を180度変えるというより、何が起こっているのか分からなくしたり、怒りを掻き立てる方向性で機能している」という(BS日テレ「深層NEWS」8月24日放映)。

例えば、ロシアが背景にいる工作アカウントがネットで「ウクライナはネオナチ政権である」、「ウクライナ政府は虐殺を行っている」といった、混乱や怒りを目的にした情報を流しているとしよう。そこにNAFOが*らしい柴犬のクソ投稿を投げつけて台無しにする。そこでもう、すべてがどうでもよくなる。それまでの流れをぶった切る、いわばちゃぶ台返しだ。

主な活動は、Twitter等のSNS上に、親ウクライナ的・反ロシア的な嘲笑的なミームや、ロシアの宣伝投稿に対する低価値な返信(英語: Shitpost)や低品質な編集済み画像(クソコラ、雑コラ)を投稿すること等であるが、ウクライナ軍や親ウクライナ運動のための資金調達活動も行っている。NAFOの参加者は「Fella」(「仲間」の意)と
16キロバイト (2,169 語) – 2022年9月4日 (日) 03:31

 

2 きつねうどん ★ :2022/09/03(土) 07:44:39.50ID:CAP_USER

 混乱を目的とした情報に対し、まともに取り合う必要はない。むしろ、取り合わせることが、仕掛ける側の目的となっているのだ。だったら台無しにしてやればいい。無価値なクソ投稿によって、工作アカウントの努力も無価値と化す。ロシア政府関連アカウントのツイートのリプライ欄には、fellasによるクソ投稿が殺到していることも珍しくない。ロシア政府公式アカウントが長々と高説を垂れているところに、ロシアを強烈に皮肉るインパクトある1枚画像で殴りかかっているのだ。

NAFOの前例、ISISクソコラグランプリ
このような運動、実は日本でも前例がある。筆者も過去に文春オンラインの記事で紹介したが、2015年にISISによって日本人2人が拘束、処刑される事件が発生した際、日本のネット空間ではISISが公開した動画を元に「ISISクソコラグランプリ」が行われた。

グランプリ参加者にそのような意図があったかは定かではないが、それまで残虐な手法により恐怖を引き起こしつつ、それを見栄え(sli*)を重視した上で拡散し注目を集めてきたISISを、クソコラグランプリは徹底的に茶化すことになった。

これはISISのイメージを毀損し、その影響力を弱めることに役立った可能性があると、アメリカのシンクタンクである海軍分析センター(CNA)の報告書の中で好意的に評価されている。

注目を集めるNAFO
しかし、NAFOの手法は、はっきり言えばトロール、日本風に言えば「荒らし」である。無価値な投稿をくり返して、発言者や閲覧者のやる気を失くさせるトロールは、過去から現在も掲示板などのネット媒体でよく見られる。

実際、アメリカでもクソ投稿はトロールの手法として知られており、ロシアとその影響下にあるグループはインターネット・ミームを利用したトロールを積極的に仕掛けていた。それが今回、逆にロシアに対抗してウクライナの側で使う集団が現れた、というのが客観的な見方だろう。

現在、NAFOやFellasの活動は大きな注目を集めている。特に前述のウクライナ国防省アカウントのツイート以来、海外では研究者やジャーナリストによる言及も盛んになっている。調査報道集団べリングキャット創設者のエリオット・ヒギンズも、クソ投稿を通じて偽情報に有機的に対応するオンラインコミュニティの事例として、対偽情報カンファレンスでの基調講演で紹介すると表明している。

国家による偽情報に対抗する一手段となるのか
さすがにここまで来ると、過剰評価もあるのではないかと疑いたくもなるが(実際に効果についての研究は待たれるだろう)、いずれにせよ戦争の当事者の一方が、柴犬を積極的にイコンとして取り入れようとしているのは確かである。

この柴犬の兵士達、一過性のムーブメントで終わるのか、はたまた国家による偽情報に対抗する一手段となるのか。現時点では不明確な部分も多い。しかし、現在行われているNAFOの活動も21世紀の戦争の一側面なのだ。すごい時代になってしまったなあ。

(石動 竜仁)

https://bunshun.jp/articles/-/57123

3 Ψ :2022/09/03(土) 09:27:56.34ID:f8vZNMzU

ドッグファイターすなわち犬戦士のはじまりである

4 Ψ :2022/09/03(土) 10:26:52.56ID:7RJIE0fP

ロシアの質より量の混乱狙いの悪質なデマ散布に

クソコラで対抗して茶化すのが目的だっけ

 

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